Zeppシリーズは、バット等に取り付けるセンサー本体には必要最小限の測定データ(加速度2個&ジャイロの計測値)を蓄えるだけで、スイング軌道やスイングスピードの計算はアプリ側で行っているものと思われます。
アプリには予め設定しておく項目が結構あります。
スイング軌道やスイングスピードの計算や分析に関係しそうなものを挙げてみます。
- 身長
「ヒットゾーン率」というZepp独特の指標がありますが、ヒットゾーンは身長によっても変わるようです。
また、スイング前のグリップの初期位置(地面からの高さ)も身長データ(とキャリブレーション)によって変わっていそうです。
軌道のビジュアル表示中の人間の大きさも変化しました。
↓は身長80cmと242cmです。軌道は172cm設定時に記録されたとある1データです。
- 利き手
と表示されていますが、どう考えても右打席か左打席かの選択でしょう
- ボックス位置
これはビジュアル表示に影響しています。ヒットゾーンや他の分析データには影響はないでしょうか。
- バット位置
センサーはグリップエンドに設置しているので、バットの芯から先端あたりの位置はセンサー自身はわかりません。
なので先端の位置を入力してもらって、バットの軌道を推定したいがための施策なのでしょう。
5段階で選べますがどれだけの影響があるかは未検証です。
- バットの素材(金属/木/その他)
正直これが何の役に立つかはわかりません。。見た目は変わります。
- バットのメーカー
単に複数のバットを使っているひと向けの管理情報だと思いますが、ほとんどの人は同じメーカーのバットを複数持っていたりするのであまり意味が無いような。。
US開発アプリなので、MizunoはあってもSSKやZETTなどの国産メーカーはありません。そんな時はしかたなく「Generic」を選ぶことになります。
- バットの重量
これも分析データには影響しないでしょうか。将来、スイングスピードと組み合わせて役に立つのかなと思ったりもします
- バットの長さ
身長、ボックス位置、バット位置と同じくスイング軌道を作り出すために必要と思われます。
しかしわざと値を最低値や最高値にしても変わっていないように見えました。謎です。
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