GH5を買ってから、当然のことながら4K/60pや、30p/4:2:2/10bitで撮りまくっているわけですが、EDIUSでの編集はプロキシ化しないとスペック的にとても耐えられず。その日撮ったデータをプロキシ変換するにも数時間かかるし、プロキシ化されたデータは音声がかなり圧縮され編集していても気分悪くなりストレスでした。
ゴールデンウィークで少し時間もとれたので、ついに新調しました。自作です。
選んだパーツと決め手
CPU: Intel Core i7-7700K
4コアのオーバークロック版の最上位版です。基本的に、動画編集ソフトはCPUのコア数が物を言うというのが定説です。6コアや8コアを選ぶ人も多いことでしょう。
しかし自分は、内蔵GPUによるデコード・エンコード機能(QSV)が6コアや8コアのCPUに付いていないことが決め手になりました。なので、QSVが動かせて4コアの中で一番クロックの高い7700Kを選びました。最新の7700Kは一世代前の6700Kに比べオーバークロック耐性も上がっているそうで、常時5GHzも出せれば6コアにも負けないかなという想定をしました。
前の構造記事にも書きましたが、内蔵GPUで10-bit HEVCもサポートされたのこと将来を睨んで「買いだ」と思いました。
グラフィックボード: ZOTAC Geforce GTX 1060 6GB AMP Edition
昔使っていたGTX660が半年前に故障したのを機に買って使っていたグラボを流用です。
グラボのスペックはタイトル編集とかトランジションとか一部にしか効かないので優先度は低かったです。
マザーボード: ASUS ROG MAXIMUS IX HERO
売れ筋は2万円前後のものが多いのですが、ほとんどスペック差のは無いもののオーバークロックに挑戦したかったので少し奮発しました。ASUSは慣れないひとのOC設定等もやりやすそうでしたし、リアのUSBポートが多く綺麗にレイアウトされているのもこの価格帯としては特徴かなと思います。
メモリ: CORSAIR DDR4-3000MHz 32GB (16GB×2枚) CMK32GX4M2B3000C15
今メモリが高騰中なのですが32GBは維持したかったので仕方なく。メモリのオーバークロックも簡単にできるそうなので3000MHz品を選びました。
ストレージ: NVMe版 M.2 SSD Samsung SM961 512GB
自作雑誌のDOS/V POWER REPORT 6月号を見て即決。Samsung以外のリテール品よりもパフォーマンスが良いようです。ただOEM向けのパーツだそうで保証に乏しいですが、割安ながら高スペックだったのが決め手です。爆速故え、放熱は必須っぽかったのでヒートシンクも同時購入です。
電源:Corsair RM850x 80PLUS GOLD 850W
750Wと値段が変わらなかったので850Wにしました。750W品の方は消費電力が300Wを超えるとファンが回り始めるのですが、850W品だと340Wから回ります。あと電源のコネクタ系統も多くなります。
CPUクーラー:サイズ MUGEN5 Rev.B SCMG-5100
定番メーカーのサイズで、空冷式サイドファンの中で一番大きいものだと思います。これもDOS/V POWER REPORT 6月号に載っていました。
ケース:Fractal Design Define R5 White
これもベストセラーのケースで、白のフォルムがうちのリビングスペースに合います。
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